晴耕雨読 読書屋さん 娚の一生

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こんにちわ、藤野紫菊です。入学式も終わってやっと落ち着いてブログが書けそうです。(本当か?)

やっと前から言っていた「晴耕雨読 読書屋さん」が始められそうです。

前のブログでこんな本やあんな本とか言っていましたけど、全く被らない本です。(笑)ごめんね気分がすぐ変わるもんで(;’∀’)

色んな本を見ていたのですが、ビジネス書の感想文を書くには読み込み部分が多くあり、しかも私の主観がかなり入るのでその辺の説明をしないといけないのかな・・?と思い。

漫画や小説もカテゴリーに入れて見ました。元々は大好きな部分ですので個人的な趣味になると思いますがご了承ください。

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目次

本のご紹介 娚の一生

今日の本は、「娚の一生」(おとこのいっしょう)です。 

私が大好きな漫画家のひとり 西 炯子 (にし けいこ)先生です。 

この漫画も2015年に榮倉奈々と豊川悦司さんで映画化されており、私自身は映画を見てはいませんが、予告動画でキュンとした記憶だけあります。(じゃぁ 何で見ないのか・・?)

とまぁ、予告編を見る限りの大人の恋愛物なんですが、私は映画よりも漫画の世界観を大事にしたいので見なかったのかもしれません。

漫画の海江田先生の方が、ドストライクの好みなんで(笑) いや、豊川悦司さんも良いんですけど、愛の流刑地にイメージ強すぎて・・・(笑)

あらすじ

大手電機メーカーに勤める、仕事を一筋でこなしてきた独身、堂園つぐみ が主人公。 いつも恋愛だけは後ろ向きで妻子持ちか彼氏持ちに夢中になってしまう・・・ 

色んな事に疲れてしまった。つぐみは「ひとりで生きていく」と決めて、祖母の家に移住して在宅で仕事を始める。 

その間に入院してた祖母は他界し、葬儀を終了して落ち着いた時に 祖母の家の離れに住んでいる海江田醇(かいえだじゅん)に気づく。

祖母から鍵を預かり自由にしても良いと言われていたという、海江田。

そんな彼を最初は警戒するが、祖母と海江田の事、過去が次第に解っていく。 

女子大で哲学を教え教授をしている海江田は、恋愛に後ろ向きな彼女を「幸せウツ」と言い。そんな彼女に寄り添っていく。

感想

30代独身といえば、仕事も恋愛もまだまだ夢も希望もある年齢。 賢いのに恋愛に対しては賢いとは言えないなぁ・・と思いました。自分の事が好きじゃないのかな・・? そんな風にも見える。

このまま、一生ひとりで生きて行こうとする辺りは私も共感する所があります。自分は結婚に向いてないと思っていたので

恋愛の痛手が忘れられず、新しい恋も出来ない状態に海江田先生見たいな出会いは、私にとっては羨ましい限りの出会い。

男女の酸いも甘いも経験済みで、ミステリアスな部分が多い哲学を教える大学の教授なんて、好きな人には堪らないスペック。

彼女は怖いんです、散々好きだの愛してるだの言われて最後に捨てられるのが

でも、海江田先生は、言葉で「好きだ」「愛してる」は殆どいいません

「好きになってしまったもんはしゃーない」は大好きな言葉です。この人は中身のない言葉は言わない。 

ある意味強引で、グイグイ引っ張っていくかもしれないけど。 考えすぎの不幸体質のつぐみには丁度いい。

この漫画は、田舎の古い家屋での、2人のライフスタイルが凄く癒されるシーンが多いです。 こんな風に好きな人と残りの余生が過ごせたら最高だなって

若い人より、私ぐらいの年齢には凄く響く漫画だと思います。(30代~)

あまり言うと、漫画のネタバレになってしまうのでここまでにしときます。

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