あなたの内なるサイコパスを目覚めさせる方法
サイコパスに学ぶ成功法則
【中古】サイコパスに学ぶ成功法則 / DuttonKevin 価格:1,240円 |
こんにちわ、サイコパスと言えば主人に
「あなたはサイコパスだと思う」
と言われたことしか思い出せません。藤野紫菊です。
今日の本はサイコパスにまつわる本です。といっても
怖い本ではありません。
タイトル通りサイコパスの能力を有効活用して成功していくお話、そんな風に受け取れます。
自己啓発本です。
私はサイコパスと言われることが多い気がします。(偏見ですよねぇ)
私と距離が近い人はそう言う傾向がありますね。(そもそも、私と距離近い人もかなり限られますが)
「なんだ!失敬だ。きっちり検査して疑いを晴らすぞ!」
って気持ちにもなりません。 どうでもいいです。
(下手にしてサイコパスと言われると逃げ場がないので)
そんなこんなでサイコパスという言葉と縁がある私ですので、この本は読んでみてもいいかなって思いました。
今までは「こんなサイコパスから逃げる方法」的な注意する本は読んでいたのですが、サイコパスの利点、良い所を上げている本はなかったので良い機会ですので自分も読んで、内なるサイコパスを良い方向に行かせようかと考えました。
この本の最後らへんに、診断テストが9種類載っていたので、遊び半分で私もやってみます。
この手のテストは悪い結果になっても遊び感覚でする方がいいです。
本当に心配な方は専門的な知識がある病院に検査を受けて下さいね。
(こういうテスト系に全部引っ掛かる私)
著者がサイコパス
この本を書いている。アンディ・マクナブ自身がサイコパスだという。 イギリスの軍人から小説家と華麗に転職しているが、どちらの仕事も成功を収めている。たまたま、イギリスのサイコパス研究をしているケヴィンに指摘されたことから知る。本人はサイコパスだと微塵も思っていなかった。
この辺の話の流れからも面白いと思うが、このことが切っ掛けで本ができるのもこの人の能力の高さを感じてしまう。
この本はサイコパスの秘められた能力を日常のあらゆるシーンでどうやって役に立たせるかを実践しやすく教える。
サイコパスでなくてもサイコパスの心理や行動がどんなもので、同じように行動するために学べる本。
映画と現実の違い
二章ではサイコパスの特性を述べているが、一般的なイメージとリアルの違いを語っていた。いくつかの特性を備えた人間をさしていた。
- 冷酷
- 恐怖心の欠如
- 衝動性
- 自信
- 高い集中力
- 重圧下での冷静さ
- 精神的な強さ
- 魅力
- カリスマ性
- 共感度の低さ
- 良心の欠如
この様々な特性をシーンや状況に合わせて調整できるのが能力が高いサイコパスだと。
医者、弁護士、ヘッジ・ファンドマネージャーこの業種はサイコパスの人格にあっているという。
将軍、大企業者、小児性愛者、連続殺人鬼と共通する人格という。
二種類のサイコパスの違い
いい気分でもないが本書ではサイコパスを二分化している。
「良いサイコパス」「悪いサイコパス」
良いサイコパスの能力を説明してくれている。そしてそれをどうやって鍛えていけばよいかも。
これが自己啓発本という理由がこれだと思う。
人間が生れた時から根底にサイコパスの能力が全ての人に備わっていると書いてある。
人間すべては生まれる前は母親のお腹の中で胎児として成長している。それを例えに説明を読むと私は納得できるのです。
四章、五章と読み進めていくと、サイコパスの特性を生かして能力を発揮させる方法が書いてある。わかりやすく実践的だと感じた。
この本は読む価値があるかないか
これを一回で読んで、サイコパスの良い特性を訓練して活かせるか?
と聞かれたら。
「一回じゃ、難しいかな?」
と思います。わかりやすく具体例が書いてありましたが。基本的な情報もそうですけど、ある程度の知識がないと何を言っているかわからない可能性があるかなと感じました。
人間は生まれながらにサイコパスの特性を持って生まれるが成長とともに社会のルールに沿って目立たなくなると。
でも、その特性はコントロールしながら鍛えると、社会で成功するための力となると書いてあります。
その特性の鍛え方を著者はかいてありますが、世間のハウツー本とかビジネス書みたいに簡単にわかりやすく図解とかイラストは一切ないので、そのつもりで読むと撃沈される可能性が高いです。
一気に読破するつもりでなく、ゆっくり読んで何度か繰り返し読むと効果は高いと感じます。
私は読みやすいビジネス書はすぐに終わってしまうので、感想を書いてから直ぐに売ります。
この本は、まだ理解していると言えないのでしばらく置いて読むことになると思いますし、本棚に置く本になる可能性もあります。
この本のおすすめ度
楽に読めない本ですが、サイコパスの良い所を上げて、訓練して成功するための自己啓発本としては面白い。
読みやすさ:どちらかというと、読みづらい方です
おすすめ度:★★(満点は★5つ)