物凄く久しぶりにレンタルビデオ店というものをに行った。今では、Amazonプライムやお金を払えばYouTubeでさえ映画やアニメが見れるからいつの間にか行くことがなくなっていた。
田舎町のちょっとした中心部に昔からあるゲオ。夜の八時過ぎに入ろうとすると主人が「あっ、時短営業だったかな……」不安になること言う。この一年半以上の間世の中が変わりすぎていたので夜の営業時間が早くなったり元に戻ったりして混乱していた。
「え、ダメなのかな、入って見たらわかるのでは」
そう、話ながらも店内に入ると余りの客の少なさに驚く。先ほど駐車場で止める時に変な動きしてた軽トラの嫌な感じの二人組しかいない。年齢は私たちと変わらないか少し下かもしれないが、常識のなさと品のないのが立ち振る舞いでわかる位。
私たち夫婦とその二人組しか客はいないのだ。店員は二人のみで、レジはこっちで勝手にお会見するセルフレジ私が知っているレンタルビデオとはかけ離れた、侘しさと静けさがあった。
私にはそんな時代遅れにのレンタルビデオに来た理由があった。
ジブリを借りに来た。何故かAmazonとYouTubeではレンタルしてくれないのだ。セルのDVDしかAmazonにしかない。これは鈴木敏夫の策略なのかと思いながらもレンタルビデオ店に足を運んでレンタルしにきたのだ。
今更ジブリをどうして大人が見るのだって思う方もいるだろう。私は子供の頃にジブリを見たけど全く理解が出来なかった。カリオストロの城もラピュタもトトロも千と千尋の神隠しもハウルの動く城も。今あげた名前のジブリしか見たことないしかもテレビで放映されているのをだ。全ては答え合わせため。
映画の思い出といえば、私の実家は親子で映画を見に行くような家でもなかった。私の映画デビューは忘れもしない。
八歳の時に母親にねだって、「ドラえもん のび太の魔界大冒険」をひとりで見た。大きくもない駅前に小さな映画館が昔はあった。今も昔も映画見るお金は安くないので、母親は終わる時間まで買い物するといって私を映画館に置いてひとりで見せた。酷い親でもなく。安く済ませるために母親は苦肉の策だったのかなと今ではわかる。映画を見たハラハラドキドキはこれを超えるものは無いと思っている。当時、涙腺が普通だったから涙も出た。
そんなどうでもいいことを思い出しながらも、ジブリを探すが下手な私は主人に叱られぱなし。レンタル慣れしていないのだ。昔のやり方しか覚えてないのでケースを置いて中身だけ出すとか、わかってない。さすがこういう時は男の方が色んな意味で慣れているんだなって感心したが、言葉に言うと侮辱になってまた叱られるので心に止めた。
借りたのは「千と千尋の神隠し」「風立ちぬ」「ジョン・ウィック」「ジョン・ウィック2」「ジョン・ウィック パラベラム」 最後はキアヌ・リーヴス推しになったのは許して欲しい。
私の好みのイケメンを見たいのだ。高橋一生殿もいいが、昔からキアヌ・リーヴス殿も好みです。静かなイケメンは私の癒しなのです。ああ、なんでジブリを借りたのか言うの忘れてしまった。岡田斗司夫のアーカイブのせいです。私のジブリのモヤモヤをスッキリさせたので答え合わせをしたいのです。
