蒼のビードロ

馬鹿らしいと思いながらも

願いを認める

叶うならばもう一度

髪に触れ

指先を掴み

その瞳を

細胞の奥深くに記憶させる

この肉体が消滅しても

継承させたい

ビードロの音が聞こえる

何かの終わりを告げる

わたしは記憶を頼りにしながら

あなたを探す

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次